先日のTVニュースで韓国でクローン犬が作られたことが報道された。世界初の「快挙」だそうだ。おいおい、またか!止めてくれよ!とか思いながらTV画面に目をやると、生後4か月のアフガンハウンドが映っている。
あかん!かわいい!文句なしにかわいい!
アフガンハウンドは、その特徴ある外観で実験材料に選ばれたらしい。卵子を採取されたドナー犬や実際に出産した代理母に他の犬種を使えば、クローンであることへの疑いを否定し易い。それと、実験に適した大きさも重要だったとのこと。
研究者の「モクロミ」はみごと成功したように思える。TV画面で見た人は、たとえクローン製造に反対でも、スナッピー君の成長を願わずにはおられない。これがもしジャーマンシェパードだったら「軍事目的」かと思ってしまうし(キューバにある米軍グアンタナモ基地の映像なんかいつもシェパードを連れた米兵が映っているけど、捕虜虐待の道具に使われるシェパードが可哀想だ!)、チャウチャウなんかだと「食用目的か?」と邪推されかねない。
しかしその「成功」もきっと最初だけ! 韓国の熱狂的な国民性から言えば、いったんアイドルとなったスナッピー君が突然に死んでしまったりしたら、一気にクローン反対の世論が盛り上がるはず(と思うし、そう信じたい)。
開発した科学者は「医学・薬学に多大な貢献が期待できる快挙だ!」と自画自賛していた。だとしたら、何百匹のスナッピー君が実験室でケージに入れられたまま、無理に病気にさせられて、解剖されて、、、、 考えただけで許せない。許されるはずがない。
やっぱりおっさんは金儲けが目的なんだろう。ペットの猫のクローン製造をビジネスにしているアメリカの会社 Genetic Saving & Clone社、ただいまクローン猫は値下げして一匹32,000ドルだとか...。
http://www.savingsandclone.com/index2.html ワンコと一緒に暮らすと、ワンコも人と同様に、思い出と一緒に生きていることがすぐ分る。楽しかった場所、恐い思いをした場所、優しい人、恐い犬、みんなしっかり覚えている。クローン犬がたとえコピーのエラーも劣化もゼロでドナーと100%同じ遺伝子を持った犬だとしても、やっぱりそれは別の犬。基本的犬権と犬格(人で言えば人権と人格のこと)は尊重されなければならない。
ところでひとつ気になることが...。
犬は生殖のシステムが複雑で、成熟した卵子を採取するのが難しいとのこと。今回もスナッピー君の誕生の陰で、1,000個以上の核移植された卵子が123匹の代理母に移植されたと言う。核移植された卵子が千個なら、採取された卵子は数千個、あるいは数万個? それじゃ、お腹切られて、卵管に注射針突きつけられて、卵子を採取された沢山の卵子ドナーのワンコたちはいったいどうなったんだろう? とても気に掛かる。DNAドナーのアフガン君は画面でニコニコしてたけど、その陰で泣いたたくさんのワンコたち。
日本からワイワイ言っても、ますます日韓関係を悪くするだけなので、ここは韓国の動物愛護団体(きっとあるはず)に期待したい。
posted by ポー at 18:48| 大阪

|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記
|

|